2018年9月11日火曜日

VOICE 65/鍼灸師(茨城県・女性)

 半日研修と吉川先生の治療を受けさせてもらいましたが、驚きの連続でした。ふくらはぎの触診から始まり、腹診、頸部、足、手、背中と全身をテンポよく、かつスピーディに診ていき、その間にも患者さんの身体はどんどん変化していきました。また、皮内鍼と王不留行を使っての治療で、患者さんに少ない刺激で ありながら、瞬時に結果が出せるということを目の前で拝見することができて、今までの治療を見直すきっかけとなりました。
 
 そして治療中、吉川先生が「ほら、簡単でしょう。」と笑顔で仰っておられる姿は、とても印象的でした。この治療法を確立されるまでに大変な道のりだったかと思いますが、それを出し惜しみなく見せていただけて、未来へつなげていこうという姿は、鍼灸師として見習わなければいけないと強く思いました。

 これだけの技術を確立しているにも関わらず、まだまだ進化し続けて、何でも吸収しようという姿勢は、非常に素晴らしく、私の目指したい姿です。今回、半日という短い時間ではありましたが、素晴らしい技術を目の前で拝見させていただけたこと、治療に対する情熱を感じられたことは、本当に貴重な経験となりました。私も東洋医学の素晴らしさを伝えていけるように日々精進して参る所存です。(2014年)

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