2018年9月11日火曜日

VOICE 39/外科医師(男性)

 特に鍼を刺さないで置くだけの鍼でも効果があることに驚きを覚えました。今までの先入観念で「鍼灸は鍼を刺す」ということしか頭にありませんでした。現在、何人かの患者さんに行い効果を確認しております。私の妻にも何回も行っておりますが非常に効果があります。先生の教えを今後の治療に活かしたいと思っております。
 
 さて私は現在勤務しているA病院を4月末日をもって定年退職いたします。その後はまた別のB病院に勤務しながら地域医療に尽くす所存です。定年後 の医療に対するスタンスは以下の通りです。人間いずれはどこかで最終章を迎えることになりますが、最後の経過は様々だと思います。病気で苦痛を伴いながら 最後を迎える患者さんも未だに多く存在します。その最後のところに少しでも貢献できたらと考えております。
 
 苦痛を除く一つの方法として先生が実践されておられる鍼を刺さない鍼灸、陰陽太極鍼に巡り会えたことは私にとって幸運でした。鍼灸の効果は確かなものであり、実際は鍼灸の鍼は痛くないのですが,苦痛を訴えている患者さんにとっては鍼を刺すという言葉で恐怖感を抱く可能性があります。それを刺さないでかつ効果があるということであればそれに越したことはありません。是非これを活かしていきたいと考えております。(2012年)

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