2018年9月11日火曜日

VOICE 21/学生(兵庫県・女性)

 先週一週間の研修が何だか夢のように感じられます。研修中はただひたすら先生の診察に同行させていただき、ノートをとることで精一杯でした。鍼灸学校で一年の学びを終えたばかりの私には、初め先生のおっしゃっている意味がわからず、もう少し勉強を積んで研修にくるべきだったんだろうなぁ…と後悔もしました。
 
 しかし、毎日見学していると、先生のおっしゃっている内容が少しずつわかるようになっていきましたし、面白さも感じられるようになりました。研修にいく前に目にしていた先生の特集記事の内容も、研修前にはなかなか理解できなかったのですが、研修後は自分なりに咀嚼できているように感じます。これから学んでいく上での方向性を示唆してくれたと感じています。私も看護の中で、セルフエフィカシーをとても大切だと思います。
 
 今回の研修を通じて、自分自身が大切にしていたことが、そのまま東洋医学にも通じていることを体感でき、本当によかったです。先生のことを雑誌で知って、ピンときた自分の直感は、大当たりでした!すばらしい先生方との出会いに感謝しています。
 
 先生のハードワークぶりには脱帽します。研修のシーンが夢にちょくちょくでてくるんです。吉川先生のあたたかい手とまん丸の眼力がとっても印象的 で、夢の中でも先生はずっと患者さんの手当てをなさっています。いくつになっても"生涯現役"がとっても似合い、未知のことを追求しつづけている先生は、 まさに私が理想とする臨床家です。私も今日から鍼灸学校の2年生です。しっかりと学んで研修での学びを自分のものにしたいと思います。研修で書き留めたノートは私の宝物です。(2011年)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。