2018年9月11日火曜日

VOICE 40/鍼灸師(神奈川県・男性)

 吉川先生の論文、DVDを拝見しながら、数年来、いつかお会いしたいと思っていましたので、まずはお会いでき、その治療を拝見できたことに大いに感動しました。初日からめくるめくような有意義な時間を過ごし、圧倒されるばかりでした。
 
 なかでも、患者さまたちの喜びの声のにぎやかなこと!「なんで?」 「どうして?もう痛くない!」「魔法みたい!」と。既往歴をうかがうと、いずれもむつかしい症状をお持ちの方が、目覚ましく変化なさっているごようすでし た。そばにいる私まで嬉しくなってしまいました。
 
 吉川先生の優しいお声掛け、ていねいな触診。弁証しながらの腹診、背診、頚部や腓腹筋の圧痛をてがかりに、患者さまにとって必要な治療を次々選ばれるのを間近に見て、陰陽太極鍼の素晴らしさを体感しました。
 
 また、お忙しい中で治療を受けさせて頂くと、なるほど、はっきりと開穴では、感覚がちがい、経穴に鍼を接触させることにより、それらの圧痛がどのように変化するかを自分の体でしっかり確認できました。そして、その穴が、きちんと、主訴と関係し理屈の合うものであることには、目からうろこが何枚も落ち、「経絡」をまざまざと実感する思いでした。(2012年)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。